Rinrinviaje’s diary

スペインの暮らし。世界25ヶ国108都市を旅し、バルセロナ留学・ワーホリ・院進学を経験。各国のお役立ち情報や魅力を紹介をします♡

スペインの年末年始、東方の三賢者がやってきた|バルセロナに魅せられて。vol.76

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08 | Enero

 新年あけましておめでとうございます!いつも私のブログを読んでくださりありがとうございます♪今年もよろしくお願いいたします♡毎日続けていた更新、だいぶ期間が空いてしまいました。12月20日から続いていた長い長いバケーションが終わり、クリスマスを終えて新年をむかえ、ようやく通常モードが戻ってきたようなそんな今日この頃です。せっかくスペインにいるのだから...とたっぷり堪能させていただきました!

 キリスト教の国であるスペインでは、年末年始の過ごし方が日本とは全く異なりました。キリスト教によれば25日にイエス・キリストが生誕し、その知らせを聞いた東方の三賢者が祝福ためにはるばると旅をし、1月6日にイエス・キリストの元にやってきて贈り物を捧げるという物語があります。「東方の三賢者」または「東方の三博士」は、キリスト教の伝統において重要な役割を果たし、スペインでも伝統行事として祝われます。そのため、子どもたちのクリスマスプレゼントは、6日に三賢者から送られます!

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 東方の三賢者はスペイン語で「Reyes Magos(レジェス・マゴス)」。スペイン全土では1月5日にパレードが行われ、子どもたちはこの日にお手紙を渡し、6日にプレゼントを受け取ります。バルセロナのメインのパレードにはたくさんの人が集まり、子どもたちのワクワクした様子とキラキラ輝く大きな瞳が街を賑やかに包み込みました。

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 クリスマスに各家庭に飾られる「Belén(ベレン)」というフィギュアでも、この物語が表現されています。12月上旬頃から羊飼いや天使、聖母マリアやヨセフのフィギュアが飾られ、24日の夜または25日の朝に初めてイエス・キリストのフィギュア、その後東方の三賢者が置かれます。遠くからイエス・キリストの元まで近づいてくるように毎日毎日、三賢者のフィギュアを動かすのだそう!おもしろい!!!

 私が一緒に暮らすスペインファミリーのパパは、「6日を経てやっと新年を迎えたという気持ちになる」と言っていましたが、私も本当にそのように気持ちでした。日本では25日にお祝いしたらサッと切り替えて「お正月」となりますが、スペインでは25日からの期間がクリスマスシーズンの本番といったところ。そのため、年越しは日本の「THE お正月」な雰囲気が全くなく、ありふれた休日の夜のような感じもしましたが、スペインらしい年末年始を堪能できて大満足です♡

ということで、2025年も楽しみながら、スペインライフを発信していきます!

 

 

▼Belén(ベレン)とは?