こんにちは!りんりんです♪
今日は、スペイン旅行・留学・ワーホリに行く際に準備しておきたい国際キャッシュカードについて紹介します。
留学生活において現金やカードは、現地での家賃支払い、語学学校への支払い送金、大学院への支払い送金、現地ATMでの現金引き出し...と、さまざまな場面で必要になりますよね。はじめてスペインに長期滞在される方であれば、お金まわりをどうしたらいいかわからない方も多いと思います。本記事で紹介するカードは、実際に私や海外在住・ワーホリ中の友達も使用しているくらいに便利なものですので、ぜひ渡航前に準備しておきましょう!
*スペインでの銀行口座はどうしよう?
*スペインのATMで現金を引き出すには?
*日本の銀行口座から海外へ支払いをしたい
といった疑問にお答えします。
スペインではカード払いが主流
スペインでは、どこのお店でもカードで支払いができるようにインフラが整っています。VISAかMastercardであれば、不便なく支払いに使うことができるでしょう。
現金で持ち歩くとスリにあったときに保証がないため、現金の保持は最低限にしてカードでの支払いを主にしておくといいのではと思います。
スペインでの銀行口座は開設しなくてもいい
外国人がスペインの銀行口座を開設する場合、パスポートと現金を持っていれば特に難しい条件はなく開設できます。ただし、口座を開設した後に維持費がかかるため、給料振り込み口座などが必要ない場合は、スペインでの口座開設はしなくてもいいのではと思います。
※現地大学から口座開設を求められる場合もあります。現地での銀行口座の開設については、また別の記事で紹介できればと思います。
国際キャッシュカードは渡航前に準備しよう!
日本の銀行カードをそのまま海外で使用できたら便利ですよね。それを実現できるのが、デジタル銀行・海外送金サービスです。
日本で使うこともできますし、日本の銀行口座を登録して紐付けすることで、すでに持っている口座から現地の通貨に換金して海外で支払うこともできます。
Sony Bank(ソニーバンク)
日本でデビットカードとして利用し、海外でもATMや支払い時のカードとしてそのまま使用できるとても便利なソニーバンクカード。頻繁に海外に行く人にはとてもおすすめです。
スペインのATMでは、ソニーバンクの口座に入っている預金から直接お金を引き出すことができます。(スペインのATMでは、手数料はその都度かかります)
通常、口座内には日本円で預金されていますが、引き出す際の為替によって海外通貨でお金を引き出すことができる仕組み。また、為替レートを見て、好きなタイミングにネットで円からユーロに一括換金しておくこともできるため非常に便利です。
日本国内でももちろん使えますので、海外旅行や留学にいく人は1枚持っておくことをおすすめします。
海外送金や振り込みは、事前の申請と審査が必要となり手間がかかるので、私はソニー銀行では利用していません。
日本国内での利用については、デビットカードとしての支払いと、セブン銀行ATMやファミマ・ローソンのATMからの引き出しが可能。振り込み手数料・ATM利用手数料等が毎月数回は無料で利用できるため、日本の生活ではほとんど手数料なしで使うことができています。
さらに、ファミリーカードが発行できるため、海外でカードを利用しながら日本でも家族にお金を出し入れしてもらうことができて便利です。
WISE(ワイズ)
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留学生の間で注目の海外送金サービス、WISE(ワイズ)。家賃の支払いや現地の大学・語学学校への支払いなど、日本の口座やカードを紐付けしてそこから海外での支払いに利用できる仕組みがあり、スマホで簡単に送金手続きを完了できるのでとても便利です。
身分証明書があれば簡単に利用登録できます。スマホアプリを入れれば海外にいてもスマホひとつで送金が可能に。手数料も安いです。
WISEのカードをつくっておくことで、スペイン国内でデビットカードとしての支払いも可能になります。カードは1200円で発行でき、Visa・Mastercard・Maestroと連携できますので、留学前に準備しておくことをおすすめします。
Revolut(レボリュート)
RevolutもWISEと同じようなデジタル銀行で、日本の口座から海外へと送金できるサービスです。日本国内では2020年からサービスが開始されたため、比較的新しいものではありますが、ヨーロッパでは利用者も多く人気があります。こちらも留学・ワーホリ勢には便利なカードで、スタンダードプランであればカード発行や送金手数料などが無料でできるということがメリットです。こちらはまだ私も使ったことがないのですが、使用している友達の情報によると、送金は1日後に行われるようで、即日送金をしたい場合はWISEがいいのかもしれません。比較検討してみても良いのではと思います。
PayPal(ペイパル)
続いては、PayPal。国内でもオンライン決済などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。PayPalも海外送金・オンライン決算サービスで、日本の銀行口座やクレジットカードを登録しておくことで海外へ支払いができるサービスです。PayPalは、請求者側がPayPalに登録していないと支払いに使用ができません。使用のイメージとしては、日本の口座やカードをPayPalに登録しておき、現地の大学や語学学校などから支払いを請求された際に、PayPalのリンクを送ってもらうことで支払いをします。現地でのオンライン決済や支払いでも使用できます。個人間送金もできますが、少しめんどくさそうな印象があったので...私はオンライン決算のためだけに登録しています。
私の使い分けと所感(WISE・Sony Bank・PayPal)
私は1年間のバルセロナ滞在で、ソニーバンクカードを1枚とWISEのデビットカードを1枚、持っていきます。現地のATMで現金を引き出す際には手数料が5~7ユーロかかるため、ほとんどデビットカードで支払いを済ませています。ソニーバンクカードはとても便利なので基本はこのカードを使っていますが、海外の口座へ振り込みが必要な場合にはWISEを使うようにしています。
PayPalは、支払い方法の選択肢として持っておき、この方法しかない時に使うようにしています。オンライン決済の際にも使うことが多いです。
個人的な感想としては、デビットカード、送金サービスはそんなにたくさんはいらないかなと思うので、デビットカードはソニーバンクとWISEの2枚で、海外送金はWISEで、オンライン決済はPayPalで...といった感じに使い分けています!どれも手数料が少なくて不便を感じたことはありません!
スリ対策は必須
最後に。バルセロナなどの一部の都市ではスリがとても多く、財布やスマホを盗まれてしまうことがよくあります。万が一盗まれた時に、カードは念のため2枚持っておき、別の場所に保持していた方が安心です。
また、すぐにカードを停止できるように、クレジットカード類のデータは写真やPDFなどで必ず残しておくことをおすすめします。これまで私の友達がたくさんスリにあってきましたが...笑(私は一度もあったことがありません!)、データを手元に残しておいたことで即時に利用停止ができ、被害を最小限にすることができていました。
万全の準備をして、スペインライフを楽しみましょう♡