トマムの清々しい空気と美しい山々に囲まれてたたずむリゾートホテル、クラブメッドトマム。トマムといえば、冬のスキー場のイメージが強いかもしれませんが、夏の魅力もたっぷりです。
今回は、そんな夏のクラブメッドトマムをレポートしていきます♪
- クラブメッドトマムってどんなところ?
- お出迎え・案内はほぼ英語
- 客室
- 食事:メインレストラン "イタラ"
- アクティビティ
- メインバー "雲海"
- ナイトショー
- 星野リゾートのサービスも楽しめる
- 実際に泊まってみた
- 子どもたちのプチ留学経験に
クラブメッドトマムってどんなところ?
クラブメッドは、エンターテインメント感満載のオールインクルーシブホテル。旅行代金に3食とドリンク、大人から子どもまで楽しめるさまざまなアクティビティが含まれたホテルで、日本には沖縄の石垣島と北海道のトマムの2拠点があります。
クラブメッドトマムは、トリップアドバイザー・トラベラーズチョイスアワードで日本の「ベストホテル」1位を2年連続で受賞しているそう。
少し足を伸ばせば富良野や美瑛も楽しめ、雄大な北海道トマムの大自然を堪能できるホテルです。
住所・アクセス
お出迎え・案内はほぼ英語
ホテルについてからは、ゆかたを来た日本人のお姉さんがお出迎えしてくれました。ソファに座って、館内のアクティビティや食事の時間など、様々な案内をしていただきます。レストランやバー、プールにアクティビティ...と盛りだくさんの内容に、「何からやろう...?!」と童心に帰るような胸の高まりを感じました♡
驚いたことに、なんとそれ以降の案内がほとんど英語!
レストランでの案内やアクティビティの案内、シャトルバスの時刻確認など、日本語を話せなさそうな外国人スタッフが対応してくださるので、まるで海外に来たかのように英語ばかり使っていました!異国感がすごい!
母と2人で旅をしていたのですが、母は英語ができないので、終始「???」という感じでした(笑)初日から早々にクラブメッドの洗礼を受けました。
客室
ロビーでのチェックインを終えたら、お部屋に向かいます。荷物は運んでいただけるので、身軽な足取りで。
それにしても、館内が広すぎて、歩いても歩いても部屋につきません(笑)エレベーターをのぼったり歩いたり、またのぼったり歩いたり...と繰り返すこと数分、ようやくお部屋にたどり着きました!!
じゃーんっ!
カラフルで北欧風なお部屋はオシャレでとっても可愛い♡照明も落ち着く雰囲気でした。広々とした空間で、ベッドやソファ、化粧机など、どの家具も素敵♪
この空間を余すことなく楽しみたく、いろんな位置に寝っ転がってみたり座ってみたりしました(笑)お部屋は今まで泊まったホテルの中でもかなり上位ランクだと感じました♪
食事:メインレストラン "イタラ"
宿泊プランはすべてオールインクルーシブになっているため、3食ともビュッフェがついてきます。レストランは2つあり、こちらはメインの"イタラ”。主にアジア圏(日本、中国、韓国、タイ...)の料理が多いような印象がありました。目の前でシェフが調理してくれるメニューもあり、選び放題で楽しかったです。
家族テーブルに紛れて、スタッフのGO(ジーオー)さんが一緒にごはんを食べている姿を見かけました。「何で一緒に食べているんだろう?」と本当に不思議だったのですが、ある日ついに日本人のGO(ジーオー)さんに「ご一緒してもいいですか?」と声をかけられました!!!(笑)
母とゆっくり食事を楽しみたかったので断ってしまったのですが、ちょっと残念なことをしたかも...と後で反省。Club Medのことを全く知らずにきたのですが、かなりのエンターテイメント性に驚きました。
アクティビティ
ホテルの宿泊プランには、アクティビティも含まれています。全てを楽しみつくすには日数が足りないくらいに、本当にたくさんのアクティビティがあります。
前日までに予約が必要なものもあり、到着したらまずはスケジューリングが大切です。体験したいアクティビティを整理して、早めに事前予約することをおすすめします。私が宿泊した日は雨だったので、外に出る気になれず、室内でまったり時間を堪能することにしました🤍雨と霧に包まれるトマムの大自然も荘厳な雰囲気で素敵!室内で楽しめるヨガに参加してみました。本格的に全身をほぐせて、怠けた体をリフレッシュできてよかったぁ〜!(ヨガも英語だった...!笑)
子どもたち向けにはたっくさんのプログラムが用意されており、子連れのファミリーには嬉しいサービスも盛りだくさん。
アクティビティはこちらをチェックしてみてください♪
https://factsheets.clubmed/ja-jp/factsheet_tomc_summer.pdf
事前予約が必要なもの
・マウンテンバイク/対象:11歳以上
事前予約:前日の18時-19時に劇場で予約が必要。
・テニス/対象:11歳以上
事前予約:前日の18時-19時に劇場で予約が必要。
メインバー "雲海"
こちらは、館内のメインバー"雲海"。モダンな内装がおしゃれな空間です。バーの雰囲気はというと、子どもたち向けにゲームやアクティビティが用意されており(雨天だったからかも?!)、大人はその様子を見守りながらソファでPC作業をしたり読書をしたりといった感じです。
お昼でも夜でも、カクテルやカフェを飲み放題。
私は、食後のまどろみタイムにカフェをいただき、読書とPCを楽しみました♪
ナイトショー
このメインバー”雲海”は、夜は本格的なバーになります。20:30からはナイトショーが行われ、歌やダンスのステージを楽しみました。ショーは正直言うと、なんというか...学園祭?(笑)という感じのクオリティが否めませんでしたが、ちびっ子たちが楽しんでいたので、「これはこれでいいか」と微笑ましく見つめていました。(笑)
夜もカフェ♪
星野リゾートのサービスも楽しめる
星野リゾートが運営するプール・大浴場、雲海テラス、水の協会は、クラブメッドの宿泊客も楽しむことができます。
ミナミナビーチ
続いては、日本最大級の波のプールを楽しめる「ミナミナビーチ」!クラブメッドの目の前に位置しており、アクセス抜群です。
こちらのプールでは30分おきに波がやってきて、まるで本物のビーチにいるよう。この日も雨で寒かったので、プールに来るなりいきなりジャクジーに入ってしまいました(笑)一度温泉気分を味わってしまうとその後なかなか出れず。
しかし、せっかくなのでここは意を決して!波にゆられるとやっぱり楽しくて、子どものようにはしゃいで楽しみました。
プールで楽しめる浮き輪やドラゴンなどは、有料でレンタルしています。
プールにはカフェもあって、カフェ好きにはたまりません!星野リゾートの宿泊客は、バスで数分かけてプール・大浴場に移動しなければなりませんが、クラブメッドに泊まれば目の前なのでとても便利でした♪
ゴンドラで雲海テラスへ
夏のトマムの見どころといったら一番は山の上から眺める雲海の絶景!
2泊目の朝は、ゴンドラチケットを使って雲海テラスへ行きました。宿泊者には滞在中に1回だけ使えるゴンドラチケットが渡され、朝の5:00~8:00の好きなタイミングで星野リゾートが運営する雲海テラスへと上がることができます。
雲海テラスからは、雲海や日高山脈、十勝岳などの眺望を楽しむことができるようです。
私たちが宿泊していた期間、残念ながら天候がよくなく雨続きだったので、なんとか晴れ間がないかと天気のタイミングをみて、朝5:00に部屋を出発!最終日の寂しさも感じながら、最後のイベントを思う存分楽しもうと足取りをはやめます。
シーズンによってはゴンドラの乗車で混雑することがあるようですが、今回は悪天候だったこともあってか並ばずに乗ることができました。
さて、いよいよ雲海のお出迎え!と言いたいところでしたが、雲海というより、真っしろしろ!!!笑
雨にやられてボサボサになりながらビューポイントまでいきましたが、残念ながら何も見えませんでした。しかたなく、行き帰りのゴンドラで、鹿ウォッチングを楽しみました。葉っぱをむしゃむしゃ食べる鹿さん可愛い✨
少しでも楽しいひとときを堪能したくて、ゴンドラをのぼったところにあるカフェで雲海メニューをいただきました。雲海コーヒー(600円)と雲海ラテ(700円)♪
青空を想わせるブルーがとっても可愛かったです🤍
雲海テラスへ行く際には、ジャケットを借りることができます。前日の20:30までにクラブメッド館内のブティックへ行く必要があるので、寒い季節には忘れずにゲットしておきましょう!
実際に泊まってみた
今回は、母と2人の北海道親子旅の最終地点として、トマムを選びました。Club Medのことはあまり知らずに予約。で女子旅を満喫しました。
中富良野からノースライナー
富良野のドライブコースや、中富良野のファーム富田(ラベンダー畑)を楽しんでからトマムへ移動しました。
2024年4月を持ってバスの路線がなくなってしまったようで、私たちはノースライナーというバスを利用して中富良野から落合まで、そして落合からはタクシーで計1時間半ほどの移動をしました。
落合には何もないので、中富良野にいるうちにタクシー会社に予約して、タクシーを呼んでおきました。
日本のサービスはない?!
いろんなサイトでクラブメッドのサービスについて書かれていますが、日本のような洗練されたサービスはやっぱりなかったと思います。スタッフはフランクな関わり方で服装もさまざま。子どもの超リッチなテーマパーク⁉︎というか、教育的な感じの子どもの楽園⁉︎というイメージで、子どもが楽しむためにつくられている感じがします。
でも、なんだかんだ、思い思いの過ごし方をして帰る頃には寂しさを感じました。ビュッフェでいただいたラベンダーのアイスクリーム、チョコチップをトッピングしたのがとっても美味しくてまた食べたいです🤍
ゆっくり過ごしたい方・子どもがいない方には不向き
ゆっくり過ごしたい方やお子さんがいない方にはあまり向いていないかもしれません。もちろん、お部屋でゆったり過ごすことはできますが、食事の雰囲気やバーの雰囲気は、どちらかというと若者向けのパーティーのような印象がありました。ご年配の方の旅には、お孫さんや小さい子が一緒にいたらいいのかなと思います。
私たちは、ちょうどパリオリンピックが開催されているシーズンだったので、お部屋でまったり時間を堪能しました。それぞれ自由行動をしてみたり、アクティビティに参加してみたりと、好きなように楽しむことができました。
子どもたちのプチ留学経験に
クラブメッドトマムは英語ばかりの環境!まるでプチ留学をしている気分です。海外の子どもたちがたっくさん宿泊していて、アクティビティに参加をすれば、子どもたち同士で友達ができたりして楽しそうでした。
海外の小学校や、インターナショナルスクールのような雰囲気があり、海外が好きな私にとってはどこかキュンっと懐かしい感覚を覚える空間もありました。学生時代に戻ったような雰囲気、子連れには最高なホテルかなと思います!
子どもたちが楽しそうで見ていてほっこりしました。
アクティビティの事前チェックをして、家族みんなで楽しんでください♡
では、またね〜♪