Rinrinviaje’s diary

スペインの暮らし。世界25ヶ国108都市を旅し、バルセロナ留学・ワーホリ・院進学を経験。各国のお役立ち情報や魅力を紹介をします♡

修道院と薬草文化|バルセロナに魅せられて。vol.42

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06 | Noviembre

 先日、バルセロナ郊外にある修道院に行ってきました♪  修道院はMonasterio(モナステリオ)と呼ばれ、バルセロナでは毎月第一日曜日なると無料開放されます。私が大学院で学んでいる植物療法の起源は、実は修道院の薬草から広まったと考えられます。スペインはキリスト教国家で、人口の約70%がカトリックと言われています。その信仰意識は日本の感覚と近いものがあり、子どもが産まれた時やミサのために教会にいくものの、日常的な信仰意識はそこまで強くないようです。特に若い人々の間では敬虔に戒律を守る、といったことはなさそうです。そのような宗教観のある社会の中で、存在感を放っているのが、教会や修道院修道院とは、キリスト教の戒律に従って共同生活をする場所のこと。修道院には修道女が暮らしており、生涯を修道院で過ごします。

 修道院にはお庭があり、ハーブなどの植物を育てています。そこで収穫された自然の恵みを使って、古くから受け継がれた薬草レシピを実践していたのですね。ヨーロッパでは、フランスやドイツの自然療法研究が盛んでしたが、スペインにも修道院から薬草療法は広まっていきました。先日訪れた修道院にも、ばっちり薬草のガイドがありました♡

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