06 | Febrero
先日、友達とカフェでおしゃべりしていたところ、店内に流れていたオシャレな音楽が一変。急に爆音でラテンミュージックが流れ始めました。今にも踊り出しそうな店員さんたち。私も友達も「え、何が起きた?!」とキョロキョロ戸惑っていました。すると、周りのお客さんたちが身支度をして帰り始めました。なんと...閉店の合図だったのです。(笑)日本の「蛍の光」のようなしみじみした雰囲気は皆無。(笑)店員さんたちは、歌いながら楽しそうに片付けをはじめたのでした。
また別の日にスペインに住んでいるラテンの友達と話をしていた時に、ある秘密を教えてくれました。それは、中南米の人たちは掃除の時間にラテンミュージックを流さないとやっていけない、ということ。確かに、言われてみればラテンの人たちは必ずと言っていいほど、掃除の時間にクラブのような音楽を爆音で流しています。友達のシェアアパートメントには、毎週お掃除の人がやって来るのですが、必ずラテンミュージックを流しています(笑)気分を上げるためなんだそう。
日本はお別れを惜しむようなしみじみとした音楽なのに、方やラテンは「終わったぜ!」といった喜びの雰囲気で、こんなにも文化が違うものかと笑ってしまいました。