
31 | Diciembre
いよいよ2025年も残すところわずかとなりました。私にとって、スペインでの二度目の年越しがやってきます。スペインの生活や慣習にはだいぶ慣れたように感じますが、まだまだ慣れることのない文化のひとつが年越しです。日本の年末年始とは全く違うこと、3つにまとめて紹介します。

まず一つ目は、お正月の飾りがないということです。スペインはカトリック教徒の国なので、一年のイベントは宗教的な物語や伝統に基づいて行われます。中でもクリスマスから新年にかけてはとても大切なイベント。なぜなら、キリストの誕生があるからです。12月25日にイエスキリストが誕生してから、その誕生を祝福するために東方の三賢者が1月6日にやってきます。この日に子どもたちにプレゼントが贈られます。この25日から6日までがひと続きの一大イベント。そのため、クリスマスの飾りが1月6日までそのまま続くのです。日本ではクリスマスを終えたらすぐに、街中のデコレーションがお正月バージョンに切り変わりますよね。一夜で変わるこの光景、今思えば本当にすごいなと思います。正直、スペインでの年越しは、1月6日までは新年を迎えた気がしません(笑)
▼東方の三賢者とは?
二つ目の興味深い文化は、宝くじ。日本では年末ジャンボという大きな宝くじがありますね。スペインではクリスマスに一番大きな国民の宝くじがあります。宝くじの文化についてはまた別の記事で書きたいと思いますが、ここにもスペインらしさが表れていてとっても興味深いです。簡単に言うと、当選する時はみんなで当選する、街単位で当選する、というシステム(笑)ご近所さん丸ごと当選するため、「みんなが当たった時に自分だけ買っていなかったら嫌だ」というモチベーションでみんな宝くじを買います(笑)街の至るところで宝くじを売っていて、郵便局やスーパーなどでもいつも「宝くじ買いませんか?」とセールスにあいます。どんな文化?!と思いますが、これは本当におもしろい文化なので、スペインの宝くじについてはまた別の記事で詳しく書きたいと思います。

そして三つ目は「年越しそば!」ならぬ「年越しぶどう!」。新年を迎え、0時を告げる鐘が鳴っている間に、ぶどう12粒を食べ切ることができれば幸運な1年を迎えられるという言われがあるのです。まさに日本の年越しそば。みんなはぶどうを片手にカウントダウン!ぶどう12粒続けて食べるのは意外と大変なので、うまく食べられるように皮を剥いて待機している人もいるほど。みんな必死になります(笑)クリスマスを終えてすぐに、スーパーには12粒セッティングされたぶどうとシャンパンが並び始めました♪

どんな国でも、新年が良い年になるようにと願いをこめるのは変わらないのですね。スペインの愛らしい年末年始のイベント、そして日本の伝統的で趣深い年末年始。どちらも捨てがたい…ということで、我が家では今年も年越しそばと年越しぶどうを両取りしようと思っています♡日本では今頃、街中が赤や金、門松などの和の飾りで溢れているんだろうなぁと羨ましく思いながら、スペインらしい年末年始を楽しみたいと思います。
それでは、みなさま良いお年をお迎えください〜*\(^o^)/*