こんにちは!りんりんです。
南米旅行のプランをたてるのって、どれくらいの時間でどれだけまわれるのかわからなくて難しいですよね。
そこで今回は、ウルバンバからウルバンバ展望台とマラスの塩田、モライ遺跡を半日でまわってオリャンタイタンボへ行くコースをご紹介します。
これから南米を旅される方に少しでも有益な情報をお届けできればと思います!!
半日モデルコース
ご紹介するのは、
ウルバンバ→展望台(10分)→マラスの塩田(1時間以内)→モライ遺跡(1時間以内)→オリャンタイタンボ
というルートです。
私たちは前日に一泊ウルバンバに滞在し、翌日に出発をしました。
朝9:30頃ウルバンバの宿を出発し、午後13:00頃に到着するルートでした。
移動方法
タクシーで移動します。宿の人にタクシーを予約してもらいました。
上記のルートを観光しながらオリャンタイタンボまで連れて行ってくれるため、プライベートのドライバーという感じでとても便利でした。
観光している間は運転手さんは待っていてくれます。
料金は2人で150soles。
交渉次第でもう少し安くなるのかもしれません。私たちは交渉負けしました。笑
また、運転手さんに行きたいところを提案することでルートをアレンジすることができます。チンチェーロ遺跡も連れていってもらうことができるようです。
ではさっそく、観光モデルコースを詳しく見ていきましょう!!
ウルバンバの展望台
まずはじめに向かうのがウルバンバの展望台。
宿を出発してから数分、山をぐんぐん上っていくと山腹からウルバンバの美しい景色が見えてきます。
「写真をとりたい!!」と言うと「まあ待て待て。もっと綺麗なところあるから。」と運転手さん。そこからもっともっと上っていくと、見晴らしのいい展望台が現れました。
ウルバンバの展望台に到着。
じゃーーーん!!!
ウルバンバ渓谷!!!
澄んだ空気の中に悠然と現れたインカの地。素晴らしい景色に言葉を失いました。
このあたりは標高約2,800メートルの土地。
ここにはインカの一つの伝説が存在します。
マンコ・カパックと妹のママ・オクージョは、ある日太陽の神インティから細長い金の棒を与えられました。「これを使って約束された土地を探しなさい。この金の棒を簡単に埋めることができる場所がその場所です。そこに町を築きなさい。」
そこで約束された土地を探す旅に出た二人は、ついに金の棒を埋めることができる土地を見つけました。そこに町をつくり、繁栄させ、のちにインカ帝国ができました。それがここウルバンバ渓谷でした。
ウルバンバはインカ帝国のはじまりの地だったのです。
ここでインカ帝国が繁栄してきたのかと思うと
自分がこの場にいることが夢のようでした。
いつまでも眺めていられる景色でした。うっとり。南米だいすき。
マラスの塩田
お次は展望台から約30分ほどのところにあるマラスの塩田!
その名の通り、塩の田んぼです。ここで大量の塩が作られています。
山をのぼって崖道を走り始めると谷底に塩田が現れます。
どーーーん!!!「すごい!!!♡」
こちら約4000個もの塩田が広がっているそうです。(運転手情報)
ペルーの主な産業は鉱業。
そりゃ〜鉱物たくさんあるわけだ!と思うほどごつごつ葉っぱのない岩山が連なり、国を支える産業を肌で感じて感激しました。
入場料は10soles。チケット売り場があるので、そちらで購入して入場です。
私が行ったのは2月の雨期の季節だったため、一面真っ白な景色は見ることができませんでした。それでもとても美しいですね。
塩田の水路に流れている水を舐めてみると...しょっぱい!!!
すぐに水分が蒸発し、手には白く塩が浮き上がりました。
かなり濃度が高いことがわかります。
美しさに感動して、嬉しくて、たくさん写真をとりました^^
目の前に広がる何千もの塩田は、人生で一度は見に行く価値あり!♡
シーズンであってもなくても、せっかく時間とお金をかけてペルーまで来たなら絶対に行くことをおすすめします!!!本当に感動でした。
観光のもう一つの楽しみはショッピング。
こちらにはいくつかのおみやげ屋さんが並んでいます。
おすすめは塩田でとれた塩♡
小さいものは4soles、大きいものは8solesで様々な粒の大きさの塩を購入することができます。
パッケージもおしゃれで可愛く、南米旅行のおみやげにぴったりです。
モライ遺跡
塩田を出発し、モライ遺跡に向かいます。
と、ここで羊(?)の群れに遭遇。南米らしさが全開でとってもキュートです♡
モライ遺跡に到着。
ここで、チケットに関して重要なポイントがあります。
モライ遺跡のチケットは他の複数の遺跡と合わせたチケットになります。
チケットには二種類あり、130solesで遺跡や美術館16カ所まわれるものと70solesで遺跡4カ所まわれるものです。
基本的に70solesのチケットを買うのが一般的だと思います。
学生の場合は70solesで16カ所まわれるチケットを買うことができます。
チケットを購入したらさっそく行ってみましょう!!!
「なんだこれは!?古墳みたい!!!」というのが私の一番最初の感想。笑
ここは何に使われていたのかはっきりとはわかっていないようですが、一説によると土地の特徴を活かした研究が行われていたのではないかと言われています。
標高が100メートル上がると0.6度気温が下がると言われており、そうした温度の差を利用してどの温度でどんな食物が育つのか研究が行われていたようです。
先人の知恵は本当に素晴らしいですね!
標高差による気温の変化は体に負担がありますが、私たちにとって一番堪えたのはそれよりも何よりも酸素の薄さ。
ここを観光する時の息切れが半端無かったぁ〜〜〜。笑
南米に着いてから数日の場合は、特に体が高地に慣れていないので高山病のリスクがあがります。私は高山病の薬を飲んでいましたが、それでもふらふらしてキツかったのでゆっくりゆっくり歩きました。笑
高山病対策については後の記事でご紹介しますが、この遺跡は歩いて下ったり上ったりするので結構キツいです。笑
ゆっくりまわることをおすすめします。
最後に、こちらにもおみやげ屋さんが並んでいるので覗いてみましょう。
ここでおもしろいものを発見。南米の名物、ジャイアントコーン!
せっかくなので食べてみることにしました。一つ3soles。
ゆでられたコーンに塩をふっていただきます!
食べてみると、、、「ん???甘くない。笑」
日本のとうもろこしをイメージして食べましたが、全然ちがうものでした。
ホクホクもさもさしていてジャガイモみたい。
ちょっと食べたら飽きました。二人でひとつでよかったかな〜!笑
でも、ローカルを知ることができた素敵な体験でした。
オリャンタイタンボ
マラスの塩田を出てからタクシーで走ること約50分。
オリャンタイタンボに到着です!!
朝から動いて疲れました。
私たちはゆったりプランで旅行を組み立てたので、今日はオリャンタイタンボでおやすみです。
ここで自然に癒されながら体を休めて回復します!!!
こちらの宿の紹介、オリャンタイタンボの観光情報は後ほどアップ予定です。
アクセス(まとめ)
・マラスの塩田
・モライ遺跡
さて、今回は半日モデルコースのご紹介でした。
南米旅行は、きっちりプランを立てても体調や交通機関のみだれによって予定通りにいかないことが多々あります。
ですので予定はざっくり決めておくのがポイントです。
また、詰めすぎると高山病でしんどいことになるのでゆったりまわる方がいいのかな〜と個人的に思いました!
これから南米旅行の情報をまだまだご紹介していきます。書くのが追いついていなくて申し訳ないですが、よかったら見てください!
では、素敵な旅を〜♡