こんにちは!りんりんです!
大学生で初めてスペインの世界に触れ、5年間かけてスペイン語やスペイン語圏の文化を学び、カタルーニャ文化を研究してきた私は、大学3年生の時に1年間バルセロナ自治大学へ留学しました。それから社会人になり、スペイン語だけは諦めきれずに気がつけばもう10年も勉強してきました。
そしてコロナが明けた今、再びバルセロナへ旅立とうと準備を進めています。
そんな私が、こんなにもスペインにハマってしまったのには、理由があります。
それは、スペインがほんっとうにたくさんの魅力を持った国であり、どんな興味分野の人でも「スペイン」という共通の話題によって繋がることができ、仲良くなれること。
明るく陽気な人々、いくつになっても人生を思う存分に楽しむ心、日本とは真逆の価値観を持っていること、そして日本人でもスペイン好きな人に悪い人はいないこと、など。本当にたくさんの魅力がつまった国なのです。
それくらい魅力的な国。なのに、ヨーロッパでは常に若干はずれたポジションにおり、いつも一番になれないようなちょっとした「ダサさ」もある。笑
(スペインに失礼ですね。ごめんなさい!笑)
そこになんとなく愛らしさを感じ、さらに惹き込まれてしまいます💓
ということで、今日は実際に私がスペイン文化とともに10年を歩んできて感じたスペインの魅力をお伝えしたいと思います。
留学に行くか迷っている方の背中を押すような記事になったら幸いです!
*スペイン留学に行きたいけど迷っている
*バルセロナ留学に行きたい
*スペイン留学のメリット・失敗談などを知りたい
という方におすすめの記事です。
- バルセロナ留学で感じたスペインの魅力
- 留学中に困ったことあるある
- スペイン留学に失敗しないために
バルセロナ留学で感じたスペインの魅力
スペイン語は話者人口世界第3位の言語!
私はスペイン語を本当にたまたま、「大学のフランス語の抽選に落ちて結果的にスペイン語になった」という流れで学びはじめたのですが、それが意外とすごい転機になっていました...!スペイン語を選んで大当たりでした。
スペイン語は、スペインや中南米の20ヵ国で公用語となっていて、世界のスペイン語母語話者数は4億人を超えています。話者人口はなんと、世界第3位💓
中南米だけでなく、北米のテキサス州やカリフォルニア州南部のサンディエゴなどでもスペイン語を話す人がたくさんいます。また、ラテン系の言語なので、きょうだいのような言語がたくさんあります。例えば、イタリア語であれば、お互いにそれぞれの言語を話したとしてもなんとなく会話ができます。
ポルトガル語やフランス語は、文字を見ればなんとなく意味を推測できるくらいの言語の近さがあります。
日本人には全く新しい言語になりますが、スペイン語は発音がローマ字読みで、そのまま読めばいいのだけなのでとても簡単です。英語ができる人であれば、同じような単語があったりもするので、習得がより早くなるでしょう。
英語に加えてスペイン語ができるようになれば、世界中の多くの人とやりとりができ、仕事で生かされること間違いありません!
スペインへ留学に行くなら、毎日とにかくたくさんのスペイン語に触れて、語学力を高めて欲しいと思います。
スペイン語を学んだことがないという方も、第二言語を学ぶなら絶対にスペイン語がおすすめです。
多様な文化が魅力!いろいろなテーマの留学が可能
豊かな自然と食、スポーツ、芸術、ファッション、音楽...と、とにかく文化が多様なスペイン。せっかく留学に行くなら、ちょっとしたテーマを持って行けたら目的が明確になり、楽しさが増しますよね。ここでは、スペインならではのいくつかのテーマを紹介します。
留学テーマ1:サッカー
スペイン留学のテーマといえば、サッカー留学が人気です!
FC バルセロナとレアル・マドリードの熾烈な争いが繰り広げられているスペイン。試合の日となれば、バルにはサッカー観戦の人たちでいっぱいになり大盛り上がり💓
バルセロナでは、試合の翌日はバルサのTシャツを着た人で溢れかえります。
私は学部留学を経験しましたが、日本の有名なサッカーチームに所属してスペインに留学している人に何人も出会いました。
留学テーマ2:芸術・アート
芸術の分野では、くるんとユニークなヒゲが特徴的なダリや、キュビズムで有名なピカソなど、そうそうたる画家を輩出しているスペイン。
みなさんにお馴染みのチュッパチャプスは、実はカタルーニャ発祥のキャンディで、あの黄色と赤のロゴデザインはダリによって手がけられたもの。スペインカラーが隠れていますね🇪🇸
アートという点ではスペインタイルも有名で、地域によって様々な焼き方があるので、好みのスタイルを学びに行っても面白いかもしれません。
カラフルでアートな街並みを楽しんでみてくださいね🎨
留学テーマ3:建築
先ほどは芸術の分野からスペインを紹介しましたが、建築の分野においても世界トップクラスの魅力がつまった国。
バルセロナには、日本人にも大人気のガウディ建築があります。その代表作であるサグラダファミリアは、モデルニスモという建築様式で、自然をモチーフに曲線を使った建築が特徴的です。
街の至る所にガウディやその他の建築家による作品が散りばめられていてとても楽しい気持ちになります。
また、スペイン北部のビルバオにあるグッゲンハイム美術館は、その有機的な建築で一気に話題になりました。計画段階から完成後も批判の多い建築となりましたが、ビルバオの街に新たなアイデンティティを与え、近代アートの普及に大きな影響を及ぼしました。スペインに行ったら一度はおとずれてみたい場所です!
その他にも、後ほど紹介するムデハル様式が用いられた南部の建築など、建築の分野においても見どころ満載で目が離せません!
留学テーマ4:スペイン料理・バル文化
続いてのテーマは、スペイン料理!
スペインは世界の西端に位置し、その地理的な特徴に加えて豊富な地下資源や小麦・オリーブなどスペインならではの農作物を有していることから、地中海交易の舞台となりました。現代では有機農業が盛んに行われ、2020年のデータでは、スペインの農業生産額はフランスに次ぐEU第2位という、EUの主要農業大国となっています!
そして、海に囲まれたイベリア半島に位置しているため、海の幸をふんだんに使った地中海料理があります。
スペインの人々は1年を通して新鮮な野菜や果物、魚、ナッツ、全粒穀物、豆、といった良い食生活を送っており、こうしたスペインの食文化は、とてもヘルシーで日本人にも馴染みのある味わいとなっています。
スペインの人々の明るい笑顔には、この食文化が大事な理由のひとつとなっているんですね。
現地ではバル文化が根付き、ワイン一杯を片手にタパス(小皿料理)やピンチョスなどのつまみを楽しむ、というのがスペイン流。地域によってもバル文化は異なります。
スペイン北部、世界一の美食の街と言われるサンセバスチャンでは、バルのはしごが当たり前。一杯楽しんだら次のお店へ、とつまみ食いのような楽しみ方をします♪
また、南部のグラナダでは、バルでお酒を一杯頼むと無料のタパスがついてくることが多く、それだけでも贅沢な食事ができてしまうことも。
スペインに長期で滞在するなら、現地の食を楽しむことは外せませんね^^
留学テーマ5:フラメンコとギター
スペインといえば、忘れてはならないのがフラメンコとフラメンコギター!
フラメンコは南部のアンダルシア地方発祥のダンスで、ひらひらと舞う華やかな衣装にリズミカルなタップとパルマ(手拍手)が見る人の心を奪います。
踊り手による表現はさまざまで、喜びや悲しみ、寂しさや孤独など、人生で感じるさまざまな感情や状況を表現しているところがとても魅力的です。
ダンスとともに奏でられるフラメンコギターの音色は、感情を表現しながらもダイナミックで力強い迫力があり、音楽が好きな方も楽しめるテーマです。
留学テーマ6:ファッション
実はスペインは、ファッション分野で世界No.1を誇る国といっても過言ではありません。日本でもお馴染みのZARAは、世界中で愛されるブランドとしてスペインファッションを牽引しています。ちなみにスペイン語では「ZARA(サラ)」と読みます♪
ZARAをはじめとして、一時渋谷に展開していたBershkaや、ヨーロッパや韓国で人気のOYSHOといった世界的なブランドを生み出すファッションカンパニーのinditex社(インディテックス社)は、ユニクロのファーストリテイリングを差し置いてファッション市場売上高ランク世界第一位のスペイン企業です。
また、高級ブランドのロエベはスペイン王室御用達のブランドとして有名ですね。
いつか持ってみたい!
街を歩けば、個性的で可愛いデザインのファッションがたくさん。ウィンドウショッピングだけでもワクワク楽しい気持ちになります💓
スペインの人々はいくつになってもおしゃれを楽しみ、キラキラと輝いています♪
留学テーマ7:ラテンミュージック
ラテンミュージックはスペイン語を勉強するのにとっても役立つし楽しいし、何よりノリノリな曲ばっかりで、なんだか陽気でハッピーな気持ちになります。
ラテンのレゲエで特徴的なリズムの「レゲトン」は、流れると思わず踊ってしまいます。
歌詞が過激な時もあるので、口ずさむ前に意味を確認した方がいいかもしれないですが(笑)、ラテン音楽を学びにいくのもけっこう面白いテーマかもしれません。
音楽を楽しむクラブもたくさんあり、老若男女とわず踊っています💓クラブにおじいちゃんとおばあちゃんがいた時はさすがにびっくりしました!(笑)
留学テーマ8:サルサ(ダンス)
「音楽」にも関連する分野で、サルサ留学もおすすめです。
キューバが発祥のサルサダンスは、男女でペアになり、腰を上手に使いながらステップを踏んで踊るのが特徴。サルサ音楽は、ラテンミュージックをベースにさまざまなジャンルの音楽が組み合わされてひとつのジャンルが確立されました。
私も実際に現地で踊ったことがあるのですが、男性のエスコートが上手だと、ただ足踏みをしているだけでもくるくると回れちゃうのが不思議。自分もダンスが上手になったような気持ちになります。
ラテンの人に言わせると、腰の動きを見て南米出身かスペイン出身かがわかるようです。本気でサルサを学びたい方は、南米にいくのもひとつかと思います。
スペインにも南米出身の移民がたくさんいるので、現地でサルサ教室に通ってみても楽しいですね♪
留学テーマ9:スペインワイン
ワイン好きにもおすすめしたいのがスペインワイン。ワインが好きな方はヨーロッパであればフランスに行ってしまうケースも多いと思いますが、スペインのワインも学べば学ぶほど魅力的です。
地域それぞれに代表的なワインがあり、旅をしながら地中海料理と合わせてワインも楽しむのも、大人の留学にはいいかもしれません💓
例えば...
スペインの主要産地であるリオハ州では、代表的な赤ワインの品種であるテンプラニーリョがたくさん栽培されており、繊細な味わいが魅力となっています。
私が留学していたバルセロナには、カタルーニャ州ならではのスパークリングワイン、CAVA(カバ)があります。フランスのシャンパンとは違って、温暖な気候で育てられるため、酸味が穏やかになるという特徴があります。
また、スペイン南部のアンダルシア地方カディスには、「シェリーの三角地帯」と呼ばれるエリアがあり、潮風を浴びた辛口シェリー酒から、パロミノという品種を使った甘口シェリー酒などがあります。
北部バスク地方には微発泡のチャコリワインがあり、高さ約20cmの位置からグラスに注ぐバスク流のワインの楽しみがあります。
スペイン滞在中、ワイナリー巡りも行ってみたいですね💓
留学テーマ10:スペイン巡礼
最後に紹介するのは、スペイン巡礼!
スペインには、スペイン西端にあるキリスト教の聖地、サンティアゴデコンポステーラと、そこに向かって続く全長800kmの道がEl Camino(カミーノ)と呼ばれるスペインの巡礼路があります💓
巡礼路は複数ありますが、一番の王道は「フランス人の道」と呼ばれるルート。フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポルからピレネー山脈を越えてスペインの北を歩くルートです!
巡礼はどこから始めてもOKで、クレデンシャルという巡礼手帳にスタンプを押しながら進みます。有効期限はないので数年後に続きからスタート、なんてこともできます!
簡単に言えば、壮大なスタンプラリーといった感じ。(違うか?笑)
巡礼のシンボルは貝殻で、巡礼路にある貝殻マークを辿りながらひたすら歩きます。
世界各国からたくさんの人が聖地を目指して歩くので、いろんな人に出会えるのがこの旅の醍醐味!人生をかけてサンティアゴデコンポステーラを目指すというのが、私の夢のひとつです✨
キリスト教とイスラム教が融合した歴史
歴史的な面からみると、ヨーロッパ大陸の境界であることから、キリスト教世界とイスラム教世界が衝突・融合し、エキゾチックな文化を有する国。
スペイン南部のアンダルシア地方では、街並みや食事、文化など様々な場面で文化の融合が見られます。
例えば、建築物にはムデハル様式が取り入れられ、イスラムとキリストの建築様式が融合した歴史建造物がたくさんあります。
教会には、イスラム教のモスクにキリスト教の鐘がついている塔があったりもします。
その代表的な建築が、コルドバのメスキータ。
エキゾチックな雰囲気や美しい壁面装飾は圧巻でした。
その他にも、アラブのお茶文化や食事など、イスラムの世界が垣間見える街は
どこか別世界へタイムスリップしたような感覚を味わえます。
いつも天気がよく一日が長い
スペイン、特にバルセロナは気候がとてもよく、地元の人が誇りにしていることのひとつでもあります。
「バルセロナは世界一気候がいい!」とよく現地の友達が言っていました。
空が広く、とにかくいつも晴れているので、心も晴れやかになります。
太陽キラキラな国。外をお散歩するだけでとても幸せな気持ちに。
日没の時間も遅く、夏は21:00ごろまで明るいです。
一日が長〜く、のんびりと過ごしていてもたくさんの時間を味わえます。
眠くなったらシエスタ(お昼寝)や日光浴を楽しんだりもします♪
スペイン人はとにかく陽気で明るい!
スペイン人は、みなさんのイメージ通りとにかく陽気です💓笑
そして家族や友達、人との繋がりをとても大切にする国。
人との親密さや距離感が近くおしゃべり好きで、オープンな雰囲気があり、ちょっとそこらでカフェやビール、というのが日常茶飯事です。
仕事中でも関係なくおしゃべりしています。
ちなみに、スペインでは仕事のお昼休みからお酒を飲むことはよくあるんだとか。
みーんなテラスでのんびり楽しそうです!
おせっかいなところや感情的なところもありますが、それも人間らしくて愛らしく、人々の温かさをたくさん感じられます。
何か心配事が起きても、「¡No pasa nada!(大丈夫だよ!どうってことないよ!)」と、みんなから励まされます。笑
自然が豊かで美しい
海や山、オリーブやみかんの畑など、とにかくたくさんの自然があるところが魅力。
ビーチで遊んだり山へハイキングに行ったり、その時々の気分に合わせて楽しめます。
春になると、桜のようなアーモンドの花が咲き乱れます。
はじめて見た時は「桜がスペインにもある!」と勘違いをしました。笑
留学していて日本を思い出す瞬間でした。
観光地がたくさんあって飽きない
スペインには、観光地やフィエスタ(季節のお祭り)など、たくさんの遊びもあり、飽きが来ないです。
バルセロナでは、ピカソ美術館やグエル公園など、無料で入れる曜日や時間があるので、留学中に何度も足を運ぶこともできます。
ヨーロッパ諸国への旅行、安くてアクセスも抜群
これも、バルセロナに留学してとてもメリットを感じたポイントでした。
ヨーロッパはなんといっても、パスポートなしで他国へ旅行ができちゃうのが嬉しいですよね♪
バルセロナのエルプラット空港からは、他のヨーロッパ諸国へLCCの飛行機がたくさん飛んでいて、週末だけでも気軽に旅行に行けます。
安い時はパリまで往復5000円くらいの時もありました。高くても往復3万円以内。日本の国内旅行のような感覚です。
バルセロナに留学するなら絶対に他国へ旅行にいきましょう。
日本の価値観がいい意味でぶち壊れる
スペインに留学してよかったと感じる第一位は、価値観の大転換かもしれません。
スペイン人を見ていると、人々の温かさを感じたり、人生の楽しみ方を学べます。
仕事の適当さもピカイチです。笑
日本といろいろな面で真逆なところがあるので、スペインらしい面を嫌がらず、楽しむマインドでいると留学生活が充実するでしょう。
私はスペインでの生活を体験したことによって、「日本みたいに無理に働かなくてもいいんだ。適当に生きても生きられるから大丈夫。」というマインドを得られました。
日本の会社で働き始めてから、「どうしてそんなにメンタル強いの?」と言われることが多々ありましたが、これはスペインのおかげだと思っています。心の中では「色んな生き方がある。楽しみながら適当に生きよう!」と思っているからです。笑
スペインに行っておいて本当によかった!
留学中に困ったことあるある
続いては、留学中に困ったも紹介します。
留学生活では、楽しいことだけでなく大変なことももちろんありました。事前に知っておけば、心がまえや対策ができ、安心して留学生活を送ることができます。
スペイン語が速すぎる
一番はじめに誰しもぶつかるのが言語の壁です。特に、スペイン人のスペイン語は、とにかく速いです!よく舌が回るな〜と関心してしまうほど。笑
スペインのスペイン語は、実は南米のスペイン語よりも速く、南米出身の人でも聞き取れないことがあるらしいです。
さらに、スペインでは、会話の際にお互いに割り込みながら話をする文化があるため、相手が話し終わるのを待っていてもいつまでも自分の番はやってきません。
会話の途中から割り込む技術が必要です!笑
自分の話も最後まで聞いてもらえない可能性があるので結論は先に伝えましょう。笑
これは慣れるしかないのですが、乗り越えればかなりリスニング力は鍛えられます。
地方の方言や言語がある(カタルーニャ語・バスク語など)
日本のように、スペインにも地方によって方言や異なる言語が存在します。例えば、アンダルシアのスペイン語は、単語の最後につくsやdの音を発音をしないことがあり、単語の後ろはかなり消えるので聞き取りが難しいです。
また、バルセロナにはカタルーニャ語、バスクにはバスク語があり、全く異なる言語なのでスペイン語を話せたとしても理解できない瞬間があります。
こういった地方ならではの言語については、特に大学の授業のグループワークで苦労しました。というのも、バルセロナの子たちがみんなカタルーニャ語で会話をしてしまうのでまったくついていけなかったのです。なんとかスペイン語で発言しましたが、カタルーニャ語でグループワークが進んでいく日には、家に帰って涙が出るほど辛かったです。
肌の乾燥がえげつない
スペインは乾燥がえげつない国です。雨もあまり降らないので、最近では水不足や干ばつ、山火事などの問題が深刻化するなど、自然災害が頻繁に起きています。
日本人は湿潤な気候で育っているため、スペインに行くと一瞬で乾燥にやられてしまいます。また、日本の水は軟水ですが、スペインの水は硬水のため、シャワーの水で肌荒れや髪のダメージに悩まされる人が多いです。
現地では洗顔は拭き取りで終わることが基本です。拭き取り化粧水をコットンに浸して、クレンジングと洗顔は水を使わずに終えることをおすすめします。拭き取り化粧水は、ビオデルマかラロッシュポゼがおすすめです。敏感肌にも優しい!
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シエスタの時間や日曜日には、お店が閉まる
こちらはスペインの困り事あるあるです。笑
午後の14時〜16時ごろはシエスタでお店が閉まります。日曜日もけっこう閉まります。これ、嘘だと思うけど本当にあるの!
慣れないうちは本当に困りました。笑
間違えてショッピングやアクティビティの予定を立てていても、いざ街に出ると、全部閉まってるということが何度もありましたので、みなさん気をつけてくださいね。
仕事が適当すぎて手続きが進まない
これも本当にカルチャーショックです。笑
日本と全く違うので、日本がいかにきちんとしているのか、日本の素晴らしさを思い知らされる瞬間でもあります。スペインでは、日本みたいにきっちりと仕事を進める文化がありませんので、手続きがなかなか進まないというのもよくある話です。
私が留学中に体験した仰天エピソードは、大学の学生証の発行手続き。
なんと留学が終わる1年後にも「まだできてない」と言われ、結局受け取れませんでした。笑
記念に欲しかったのに!もはや仕事をしていません!笑
感情的で自己主張が強い
スペイン人は、感情的で自己主張が強いです。そんなに怒らなくても...というくらいに怒ったりしますが、終わったあとはケロッとして、ある意味清々しい。笑
自己主張も強いですが、互いの意見はリスペクトする雰囲気があるので、「私はこう思う」という自分の意見をしっかりと伝えましょう!
それで友達との仲が壊れることはまずありませんし、逆に信頼関係が深まります。
地下鉄・電車に乗る時は激しい戦い
地下鉄や電車では、まず並びません。
みんなで一斉に押し合いながら乗り込みますので、我先に!という感じで気合を入れないとやられます。笑
これも、留学中におもしろエピソードがありました。
メトロに乗る前に友達に、「りんりん!手を繋いで!」と言われ、何事かと思ったら、みんなで手を繋いで「オー!」と押し切って電車に乗りました。笑
並べばスムーズに乗れるのになぜ。笑
本当におかしいです🤣
日本食が恋しい
留学中、時々日本食が恋しくなることがありました。いくらスペインが好きになっても、やっぱり日本の味が一番なんですよね。
そんな時は、現地のアジアンスーパーで醤油と酒とみりんを買ってきて、家で日本食を作っていました。
スペインでも日本食は流行っているので、お寿司やラーメンなど、いろいろと調べてみるとたくさん出てきます。
Ramen-ya Hiro
スペインで出されるラーメンは日本のラーメンと何か違う、と思っていましたが、このお店のラーメンは美味しかったです。
Usagui Cafe
うさぎカフェ。
うどん、親子丼、カツカレーや抹茶スイーツなどが楽しめる和カフェです。ほっと一息つけるような美味しい日本食が染み渡ります。
アジアンスーパーはTOKYO-YA
日本の調味料や食材が欲しい時は、TOKYO-YAで買うことができます。日本と比べるとかなり高いですが、それでも美味しいです。
スペイン留学に失敗しないために
メリットや困り事をたくさん書きましたが、最後にはバルセロナ留学に挑戦して本当によかったと思っています。留学中はいろいろあるけれど、それでもメリットの方が大きいと思います。
スペイン留学に失敗しないために、日本にいる間にできることはたくさんあります。
私がおすすめするのは、まずは少しでもスペイン語を習い始めておくこと。そして留学の目的を定めておくことです。
留学中に迷ったり悩んだりした時も、この出発前の準備が助けになることは間違いありません。
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留学中に悩んだら、ぜひこの記事も読んでみてくださいね♪
バルセロナ留学のこと、ご相談がある方は気軽にコメントください!
それでは、またね〜♪