こんにちは!りんりんです♪
2024年9月からワーホリに行くことを決めた私。バルセロナに魅せられて、私がスペインのワーホリを決めるまで。
スペインが私の人生に彩りを与えはじめたストーリーを辿りながら、今の私の想いを綴っていきます。
○スペインに行ってみたい人
○スペインの留学やワーホリを迷っている人
○スペイン語に興味がある人
…に、スペインの魅力を感じていただき、ワクワク楽しい気持ちになっていただけるような記事にしたいと思います♪
留学への道 第一の試練は語学力
さて、vol.1にありましたように、たまたまの流れではじめたスペイン語。
そんなこんなでスペイン語に取り憑かれていった私ですが、大学2年生の時に留学に挑戦することを決意しました。
いつか海外に住んでみたい、と小さい頃から憧れていたので、国はどこでも行けるところなら...と思っていました。
しかしながら、これまで海外とはほとんど縁のない生活をしてきた私。
英語圏の留学枠をとるには倍率が非常に高く、帰国子女がゴロゴロいる世界での競走だったため、私の英語力では到底無理でした。
「行ける方法がない。どうしよう。」と思った私は、英語圏意外でいける国を探すことにしました。
となると、スペイン語を勉強しているのでスペイン語圏が頭に浮かびました。
こんな私がどうやったら行けるのか...?
そこで、戦略を立てることにしました。
当時、私が持っていたスペイン語の資格はDELE A1(初級)。
そうだ。スペイン語圏の大学に行くにしても、英語で授業を受けることにしよう。そうすれば自分でも応募できるのではないか。
しかし、ここで問題発生です。
応募条件には「スペイン語力B1以上が必要。英語で授業を受ける場合、英語もTOEFL IBT70点以上が必要。」とありました。
私にはどちらもありません。ましてやスペイン語は留学応募までに間に合うレベルではありません。
どうしようか...と途方に暮れていた時、
同じスペイン語のメンバーに、大学から同じようにスペイン語を学び始めてアルゼンチンへ留学に行く子がいました。
そこで、その子の話を聞くことにしました。
すると...指導者推薦という方法でスペイン語力の証明ができるという情報!
これは一大チャンス!!!
そこでスペイン語クラスでお世話になっていた教授に相談をし、推薦状を書いてもらうことになりました。こうなれば英語も頑張るしかない!ということで、TOEFL IBTは試験を受けるチャンスにかけて必死で勉強をしました。
一回目の試験ではスコアが届かずでしたが
応募直前のラストチャンスに再チャレンジしたところ、なんとぴったり70点を取ったのです!
なんという奇跡でしょう✨✨✨
こうして、持ち前の強運体質を発揮して
運良くバルセロナ行きの切符を掴んだのでした。
留学への道 第二の試練は経済力
しかしここでもう一つ、クリアしなければならない問題がありました。
それは...お金です。
実は、留学に行くことを親に相談せずに、
何も考えずにエントリーしてしまったため、留学費用を自分でどうにかしなければなりませんでした。
親からは、日本の大学に通い続けた時の費用だったら準備している...と。
そもそも国公立に入ってほしいという願いもあったのに、私立になってしまった経緯もあり、これ以上負担はかけられないという気持ちがありました。
そこで奨学金を探すことにしました。
毎日、大学の掲示板を見に行き、新しい情報が出ていないかをチェック。
なんとそこで、たまたま返済不要の奨学金の第1期生(新しいやつ)を募集していたのです!!!
しかも締切が数日後!!!
全国で5人しか通らない試験でしたが、
新しい奨学金だったのであまり知られていなかったことや、応募条件に「経済力が〇〇以下の家庭...」というラインがありエントリーできる人が限られていたこと、など希望が見える募集でした。
チャンスのない人にチャンスを与えてくれるような条件✨
これは出すしかない!
ということで、
競争が起きないように周りには秘密にして(笑)
志望理由や留学の目的を書き、面接をし、
なんとここでも運良く合格!!!
晴れて、留学中の1年間に仕送りがなくても生きていけるだけの資金を調達することができたのでした。
これらのサポートは、今振り返っても、本当に感謝してもしきれません。たくさんの方に助けていただいて実現した留学でした。
ついにバルセロナ自治大学へ留学
まさか自分がスペインに留学するなんて...
夢にも思っていませんでしたし、スペインなんて全くの無縁だったのに...
運命が私をスペインへと導いていきました。
バルセロナにはじめて降り立ったあの日。
目の前に広がる世界の全てが新しく、キラキラと輝いていたことを今でも覚えています。
夜の20時に着陸したのに空が明るかったこと、ホテルのお兄さんのスペイン語が恐ろしく速かったこと、12時にお昼を食べに行ったら一人ぼっちになったこと...(笑)
毎日が発見と学びと感動の連続でした。
楽しいことはたくさんありましたが、同時に苦労の連続でもありました。
私はバルセロナ自治大学の教育学部へ留学したのですが、その学部には留学生が本当に少なくいつも私は1人行動でした。
グループ討議をカタルーニャ語(スペイン語とは別の現地語)で進められ、仲間はずれ状態になった日には、悔しくて泣きながら帰ったことを覚えています。
それでも...
「誰か一人は気が合う友達ができるから。大丈夫よ。」と言ってくださった教授の言葉を胸に、日々いろいろなチャレンジをして試練を乗り越えて、かけがえのない経験をすることができました。
帰国する頃にはたくさんの心優しい友達もできました。
こうして、幸せが煌めくこの街に恋をして
「私は必ずバルセロナに戻ってくる」
そう誓ったのでした。